歯周病

虫歯は歯そのものが溶ける病気で、歯周病は歯ぐきや歯を支える骨が細菌に侵される病気です。
原因菌も異なり（虫歯菌は酸を作り糖を好む、歯周病菌は酸素を嫌う）、症状は虫歯が冷たいものでしみる痛み、歯周病は歯ぐきの腫れ・出血・ぐらつき（初期は無症状）で、進行するとどちらも歯を失います。予防は毎日の丁寧な歯磨きと、定期的な歯科検診が重要です。

定期的に歯科でチェックを受けましょう

歯周病は口腔内の細菌の塊（歯垢）が原因で起こります。
歯周病は初期には症状が出にくいので、定期的に歯科でチェックを受けましょう。
歯周ポケットの中にたまっている汚れや細菌はバイオフィルムと呼ばれています。
このバイオフィルムを取り除くのは私たち歯科衛生士の仕事です。

喫煙は歯周病を悪化させる大きな原因の一つ

喫煙は歯周病を悪化させる大きな原因の一つです。タバコに含まれる成分が歯茎の毛細血管を収縮させ炎症を引き起こし歯周病を悪化させてしまいます。
喫煙習慣は肺がんなど体の健康のみならず、お口の健康にも悪影響を与えてしまいます。

1. 患者さんは衛生士と一緒に自分の病状を把握し担当医とともに自分にあった治療計画を考えていきます。
2. 「ブッラッシグに始まりブラッシングに終わる」といわれる歯周病治療ですが、その方の病状やライフスタイルに合わせできるだけ効率的な方法を考えていきます。
3. 歯石の除去から歯周外科にいたる流れの中でより効果的な方法を見つけていきます。
4. 病状が安定した段階で定期的なチェック（４～６ヵ月後の来院）や継続的メインテナンス（１ヶ月に一度くらいの来院）により少しでも長くその状態を保っていきます。

歯間ブラシや音波ブラシなどの使用方法も私たち衛生士が指導します。